06 極のデニム 國吉遊
岡山で磨いた技術をコザで活かす
ジーンズオタクを自負していた國吉さんがデニムの産地岡山のキャピタルに入社したのは1997年、入社してから縫い場のおばちゃんの技術に触れて卒倒し、ジーパン一つ縫えない自分に愕然としたそうだ。それ以来キャピタルで縫製に専念、来る日も来る日もミシンの使い方や縫い方を基礎から勉強すること10年、遂に自らの出身地である沖縄市に戻り岡山で磨き上げた技術をコザで活かした新しいブランド「Double Volante」を立ち上げる。そこでの國吉さんのスタイルは、「ジーンズを履く人のイメージを形のするのが僕の仕事」だという。國吉さんはあくまでも自分自身をデザイナーではなく「職人」と位置づけている。そんな「Double Volante」は早くも、知る人ぞ知る、Made in KOZA究極のジーンズとして浸透してきている。
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ブランドロゴも風味のある刺繍でキメる。いたるところに、こだわりと温もりがある。
デニム職人 國吉遊の生い立ち
1972年:沖縄市に生まれる鯉のぼり学園に入園1990年:浪人をし大学受験を考えていたがアメリカへホームステイそこで、岡山の大親友キャピタルジーンズ現専務、平田氏と出会う
1994年:沖縄に帰国、沖縄大学に入学
1996年:大学卒業後、平田氏と共に東京へ
1997年:有限会社キャピタル入社
2007年:沖縄に戻る
2008年:ダブルボランチ開店
- Double Volante店舗情報
- 住宅街にあるアトリエで、9台のミシンを駆使し、メイドインコザジーンズを製造!